FC2ブログ
06 30
2009

法事の後、門徒さんと食事をご一緒させていただくことがあります。
その席で、ある方が
「住職、私そろそろ子供が生まれるんですよ。」

住「それは、それはおめでとう」

「どうやら女の子のようなんです。
『光』という言葉に因んだ名前にしようかと
思っているのですが、何かいい名前ないですかね。」

住「『ひかり』ね・・・
日の光と書いて、『日光』(ニッコウ)てのはどうだい」

「だから女の子なんですよ」

住「それなら、『月光』(ゲッコウ)はどうだい」

「いや、ちょっとそれは・・・
他にないですか」

住「いいの思いついた『出光』(イデミツ)!」

という会話が交わされていました。

それを、若坊守に話したら、笑いながら
「信ちゃん(私のこと)て
お父さんの血受け継いでるね」


光(ひかり)という言葉は、真宗に触れていると
たくさん出てきます。

光の特性というのは、見えないものを、見えるようにする
暗闇の中で、光が見えると、希望が出るなど

闇の中にいる、われわれを、如来の智慧によって、照らされ
本来の姿が見出されるように

阿弥陀仏の智慧の側面を光として表現します。


東京の夜は明るい
街頭、お店、会社、車
人工的な光が絶える事はありません
だから何時だろうと気にせず外出でき大変便利です。

たまに地方に行きますと
夜の暗さにビックリします。
地方の夜というのは、暗いのだなと
そこで、空を見上げていると、星が除々に姿を
表わし始め、満天の星空だったことに気付かされます。

本当の夜は、暗いのです。
それを気付かない、便利という闇の中で
普段生活しています。

闇があるから光がある。
そして闇から出てきた人こそ、一番ほんとうに光の有り難さが分かるんだ。

小林多喜二

コメント
トラックバック
トラックバックURL
コメントフォーム
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ナカノブ

Author:ナカノブ
FC2ブログへようこそ!

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード

Page Top
Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ