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http://doraeiga.com/2014/
映画ドラえもん
新のび太の大魔境

ネタバレあり

お彼岸の直前に長女がインフルエンザにかかり
入りに次女がインフルエンザにかかり
明けに妻がインフルエンザにかかった

長女は体調が回復して
お彼岸中どこにも連れて行っていない
ということもあって

初めて二人で映画を見に行った

映画ドラえもん
新のび太の大魔境は

新という字がついていることからも
分かる通り
リメイク作品である

自身の記憶を辿ると
ドラえもんの映画で観た事がある作品は

のび太のリトルスターウォーズ
のび太の鉄人兵団
のび太の日本誕生であり

のび太の大魔境は観た記憶はなく
1982年の作品であり私が4歳の頃の作品であった

作者のメッセージを見る限り
主題は
地球上の秘境と言われる場所が
各国の探検隊によって次々と明らかになり

ドキドキわくわくする冒険が出来なくなってしまった。
そのために
仮想の秘境をアフリカに設定し
おなじみの5名がその場所を冒険するという話である

しかし、これは物語の導入部分
どこでストーリーが展開されるかであり

作者の真のメッセージは
作品を通して表現されていると思われる

秘境の先は犬が独自の進化を遂げ
二足歩行と言語を手にしていた。

犬の世界での対立構造が、
同じ問題を抱えた、
人間の世界を明らかにしている

何千年か前の
犬の世界では科学文明が発達し
戦車、戦闘機が開発されるようになる
このままでは
科学がこの世界を壊してしまうと感じた
初代犬の王が
軍事研究を封印してしまう

しかし、現在の野心家大臣が
現在の王を暗殺し
その罪を王子にきせ

過去の戦車や戦闘機を蘇らせ
兵器によって他国の侵略を目論む

罪をきせられた
犬の王子は何の因果か
のび太に野良犬として出会い
王子とおなじみの5人とで
犬の軍事国家と対峙する

そして象徴的な描写として
軍事国家化がすすむ過程で
それに異を唱える者は
牢獄に捕らえられており

農業を営んでいた家族に
突然軍が押し入り
兵器製造のためだと
両親が捕らえられ
子どもが途方に暮れるシーンがある

そんなこんなで
ドラえもん一向は敵陣に近づいていくも
一歩手前であまりの軍事力に追いつめられる

そこで
犬の国の以下の言い伝えにかけることにする

「国が危機に陥った時、外国人が巨神像の力で国を救う」

ドラえもん一向(外国人)はなんとか
巨神像を動かす事に成功し

巨神像は圧倒的な力で
敵軍を蹴散らし

最終的には大臣を追いつめ
平和を取り戻すという話である

大臣率いる国側は
表情も下品で
悪役として描かれているため

巨神像が復活し
敵をなぎ倒していくシーンは爽快感すらある。

そして私が心にひっかかる箇所は

まず軍国化していく描写は
公的な暴力が国民を苦しめ
今の自分と国ということを考えさせられる

そしてもう一つ
最終的には
悪の暴力を
善の暴力で倒し
平和を取り戻すという部分である

大臣率いる犬の国は
一目で悪く描かれているため
巨神像が倒しても当然のことだと感じる

しかし、
このありとあらゆる戦い、争いというものは
いつでも聖戦とよび
自らを善、他を悪と位置づけてきたのではないかと思う

悪いものは倒していい
この自らを善とした時、
残虐な行為を躊躇なくしてしまうのではないか

その点では
大臣の暴力も
巨神像の暴力も
根っこは一緒なのではないか

果たしてこの解決方法でいいのだろうか
そんな怖さも感じていた

自分でも正しいことをしていると思っている瞬間は
とても攻撃的になっている
しかし、その時はそのことに気づけない

親鸞聖人の言葉に
「善悪のふたつ総じてもって存知せざるなり。」
という言葉がある

「私には善いことも、悪いこともまったくわからない」
という意味かと思うが

この視点が与えられることで
自らを問い続け、人間らしさを
取り戻せるのではないか
そんな風にも思う

ちなみに長女に映画どうだったと聞いてみた

「おもしろかった」

私「どこがおもしろかった?」

「え〜言葉には出来ないけど、う〜ん」

「しずかちゃんがトイレ行ったところ」

私「え?お風呂じゃなくて?トイレなんて行ったっけ?」

「いったよ〜忘れちゃったの?」

私「う〜ん」

「ああ!あったあった」
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