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「所求に稱ふて情願を滿足せしむと。」浄土論註

試約
個人的な求めを通して、大いなる願いに気付く
自我の満足を求めて、自己を問う願いに生きる


元旦は修正会(一年で最初の法要)があるためお寺にいるが
結婚して以来
2日、3日(4日)は妻の実家であるさいたまで過ごしている

さいたま新都心で少し遊んだ後

さいたまジイジが
孫たちに(娘たち)に
何か好きなものを1つずつ買ってくれると提案してくれた。

詳細は省くが
長女と次女は別行動をしており
その現場には長女しかいなかった

家からおもちゃを買う場所が、直ぐ近くにあるので
まずジイジと長女でおもちゃを買って
次女が帰ってきたら又、改めておもちゃを
買いにいくということになった

長女はおもちゃ売り場に着くや否や
即決

長女はかねてから多くの友達がもっている
メルちゃん(お人形)が欲しかったのだ

そして
メルちゃんを購入し
さて箱を開けてみると
その中には

メルちゃんの三輪車が入っていた
メルちゃん本人だと思っていた商品は実は
メルちゃんの付属商品の三輪車だったのである

さてこれは困ったことになった
メルちゃん本体はないのに
メルちゃんの三輪車だけがある

そこに次女が帰ってきて
改めてメルちゃん本体を買いに行くことになった

ここから先は現場にいなかったので
伝聞だが

メルちゃん本体を買うにあたって
メルちゃんの本体と
メルちゃんの三輪車双方の商品を

どちらがどちらの物でもなく
長女、次女双方で
二つの商品を持つことになった

そして夜を迎える
さて寝るよ~

長女と次女の喧嘩が勃発する
どちらがメルちゃんと寝るのか

長女5さい「一緒に使うって約束したじゃない!」
次女3さい「いや、いや、いや、いや~(号泣)」
と次女がメルちゃんを抱きかかえている


母親「メルちゃん間に挟んで寝ようね
右手がハッチ(長女)で左手がアカポン(次女)」
次女「いや~~~」
長女「一緒に使うって約束したのに、独り占めしてる(号泣)」

結構な時間が経過

私「一人で使いたいの?」
次女(ウン)泣きながら頷く
私「自分一人だけで使って、お姉ちゃんが悲しんでもいいの?」
次女(ウン)泣きながら頷く

結構な時間が経過

長女「もういいよ、わたし他のお人形と寝るから・・・(シュン)」
次女 泣きながらメルちゃんを抱きかかえて寝た・・・

私「ハッチごめんね、譲ってあげたご褒美に明日何かほしいもの買いにいこうか」
長女「ホント?イクイク!メルちゃん買いに行く」


そしてお寺に帰ってきて
「所求に稱ふて情願を滿足せしむ」
この言葉に出会う

「所求」とは
私の求め

「情願」とは
仏の願い

と私は受け取っている
自我の満足を求めて
自己を問う願いに触れる

物が一つ
欲しい人が二人

その時我々はどうするのか

自分が欲しい物を
暴力で、権力で、金銭で
他者を無視して、他者から奪って
自分ひとりで使いたい

その欲求を満たした結果どうなるのか
奪われた人がどんな声をあげているのか
無視された人がどんな思いでいるのか
欲求を満たした自分をどんな顔をして見ているのか

ふと気づいた時
仏の願いが顕かになる

悲しまれている

物をもう一つ買うというのは
課題と向き合うというより
問題そのものを無くしてしまうといっていいのかも知れない
それは「所求」でしかないのだろう

それでは「学び」は開かれない
物が一つ
欲しい人が二人でありながら

我慢せず、我慢させず
お互いが満足できる状態
これが仏からの願いであろう

では一体どうしたらいいのか?

それは分からない

その都度その都度
自分の思いを伝え
相手の言葉を聞いていく
時間もかかるし手間もかかるが
これしかないのだろうと思う

次の日
(録画された)
「しんちゃんが観たい!」
「ドラえもんが観たい!」

「しんちゃん!」
「ドラえもん!」

「しんちゃん!!」
「ドラえもん!!」

また始まった

その時メルちゃんは
どっかでほったらかし
http://www.mellchan.com/catalog/doll.htm
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